発酵に関するいろいろな情報
元気をつくる!麹の甘酒図鑑~藤井寛の本が発売!
元気をつくる!麹の甘酒図鑑 全国のおいしい「麹の甘酒」を164品厳選した日本初の甘酒ガイド。 栄養と効用、材料、歴史など基本知識を網羅した一冊です。 甘酒とは古来からある日本伝統の甘味飲料。 古くからつくられた米麹甘酒と、明治以降の新しい酒粕甘酒があり、 この本は全国のおいしい米麹甘酒=「麹の甘酒」を紹介した、 日本で初めての甘酒ガイド本です。 麹の甘酒の材料は、主に米と麹と水のみ。 ノンアルコール、砂糖不使用の健康飲料です。 “飲み点滴”といわれるほど、甘酒には栄養素がたっぷり含まれていて、 植物繊維やオリゴ糖環境が腸内環境を改善させ、 抗酸化作用で免疫力をアップさせてくれます。 ブドウ糖やアミノ酸、ビタミンB群が疲労・夏バテを回復させ、 ビタミンB群やレジスタントプロテインにはダイエット効果があり、 グルコシルセラミドやコウジ酸には肌の保湿・美白効果があるといわれています。 「国菌である“麹”からつくる発酵食品は、日本人の元気の源です。 糀でつくる、おいしい甘酒の魅力をもっと知ってほしい! その思いで一つ一つ足で探しては飲み、選んでいきました」(はじめに) 甘酒情報サイト「あまざけ.com」を運営し、 発酵食品を紹介する会社「発酵牧場」の代表をつとめる 甘酒探求家・藤井寛さんが、北海道から沖縄まで
酢の基本
【酢の基本】 酢は、酸味の調味料として代表的なもので、酸味を感じさせる食品の多くに用いられています。ポン酢、マヨネーズ、酢味噌などの調味料から、酢飯、酢漬けなど挙げていくとキリがないほどです。 酢は、酢酸菌という微生物がアルコールを発酵することで造られます。その為、お酒であれば何でも酢になります。 日本の酢の歴史は、3世紀ごろに中国から酒を造る技術が伝わった頃と前後して来たといわれています。酒が発酵して酸っぱくなったものであることから異名として苦酒(からざけ)とも呼ばれていた。奈良時代には御酒司という役場にて酒とともに酢を造っていた記録が残っています。
醤油の基本
醤油とは 醤油は、大豆、麹、塩を用いて造る大豆の発酵調味料で、日本酒、味噌と並び古くから日本で親しまれています。 原型である醤(ひしお)は中国から日本に伝わり、奈良時代末頃に制定された大宝律令という法律には、大豆を原料とした醤が造られていたことが記載されています。 醤油の種類は日本農林規格(JAS)で定められており、濃口醤油、淡口醤油、溜醤油、再仕込み醤油(甘露醤油)、白醤油の5つがあります。 ※旨口醤油は、石川県の大野醤油を代表とする醤油で、濃口醤油の1種 ※甘口醤油は、九州地方に分布する濃口醤油の1種 日本全国で造られてる割合は、濃口醤油が8割、淡口醤油が1割、残りが1割くらいと覚えておくと非常に分かり易いかと思います。
麹の基本
麴についての基本情報 麹は、米、麦、大豆などの穀物に麹菌などのカビを繁殖させたものです。 麹菌が作り出した酵素が沢山蓄えられており、澱粉などを分解し糖に変える酵素、タンパク質を分解しアミノ酸に変える酵素が発酵食品を作る際に大きな役割を果たします。 麹の酵素の働きを利用して作られる代表的なものが、日本酒、味噌、醤油、甘酒、酢など日本古来よりある代表的な発酵食品になります。 麹の種類は、用いる穀物と麹菌の種類によっていくつかに分けることができます。
日本酒の基本
日本酒とは、米と米麹を用いて造る日本古来よりある米のお酒。 その歴史は奈良時代以前にまで遡ります。 現在の兵庫県辺りの地域のことを書いた『播磨国風土記』には、カビを用いた酒造りに関する記述が見られ、これが麹に関する日本で始めての記述と言われています。奈良時代の都には、御酒司という役場があり、ここでは日本酒の原型となる酒が仕込まれ、朝廷に献上されていました。
奈良漬
[奈良漬とは、一体?!] 奈良漬は一般的に粕漬に分類されます。 粕漬とは… 野菜,魚介,肉類等を酒粕に漬けたもの。酒粕にみりん,焼酎(しょうちゅう),塩を加えて床を作り,材料を漬け込む。奈良漬,松浦漬,ワサビ漬,守口漬などがあります。
お酒の基本
お酒とは、アルコール分を含む飲料の総称です。酒税法では、アルコール分1%以上の飲料を酒類と定義されています。 酒は大きく3つのグループに分けられ、醸造酒、蒸留酒、混成酒があります。 酵母の発酵によって造られる醸造酒 お酒を造るには、基本的に酵母菌によるアルコール発酵が不可欠です。